【演目紹介】悪狐伝 |
【あらすじ】
天竺・唐の国の王の妃となってはその国を滅ぼした金毛白面九尾の狐が日本に渡ってきた。
宮中に忍び込み、玉藻前という美女に化け鳥羽院の寵愛を受けて国を滅ぼそうとしたが、陰陽師の安部清明泰親に正体を見破られ、下野国の那須野ヶ原に逃れた。
狐は玉藻前に姿を変えて十念寺の和尚である珍斎を取り喰らうなど悪事を重ねていたが、勅命を受けた三浦介・上総介に正体を見破られ、那須野ヶ原を逃げ去ろうとするが、三浦介らは八幡の神の神徳により見事狐を退治する。
【登場人物】
三浦介
上総介
十念寺の和尚・珍斎
玉藻前
金毛白面九尾の狐